エラーコード

リンナイ給湯器のエラーコード一覧:系統別の原因と対処法

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目次
  1. エラーコードが出た直後の安全確認
  2. エラーコード一覧:原因の傾向と初期対応
  3. リセット操作の手順と注意点
  4. 業者への連絡が必要な状況と修理費用の目安
  5. 給湯器の寿命と修理・交換の判断基準
  6. よくある質問
  7. まとめ

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。 最終更新: 2026-08-09

30秒まとめ
  • リンナイ給湯器で発生頻度が高いエラーコードは「11(点火不良)」「13(燃焼中の立ち消え)」「76(燃焼ファン異常)」「632(リモコン通信エラー)」の4系統
  • 燃焼・排気系エラー(13・14・79等)はガス栓を閉めて換気し、すみやかに業者へ連絡する
  • 通信系の632など一部コードは電源の入れ直しで解消するケースがある
  • 製造から10年以上経過した機器は、修理費用によっては交換のほうがトータルコストを抑えられることが多い
  • 機種ごとの正確なエラー内容は取扱説明書またはリンナイ公式サイトで必ず確認すること

給湯器のリモコンに見慣れない数字が点滅している、あるいはお湯がまったく出なくなった。そんな状況で焦って電源を何度も入れ直すのは、コードの種類によってはリスクを高めることがあります。エラーコードには「すぐ業者を呼ぶべきもの」と「リセットで済む可能性があるもの」があり、最初の10分間の判断がその後の対応コストを変えます。

エラーコードが出た直後の安全確認

最初にやることは2点です。「コードの番号を記録する」「ガスのにおいがするかどうか確認する」。この2点だけ押さえれば、その後の判断ルートが決まります。

においがある場合は、窓を開けて換気し、給湯器の運転スイッチを切り、ガス栓を閉めます。換気が先、ガス栓を閉めるのが後という順番が重要です。その後、ガス会社または給湯器点検業者へ連絡してください。においがない場合は、次のセクションでコードの番号を照合してから対処方法を判断します。

エラーコードが表示される仕組みは、給湯器に内蔵されたセンサーや制御基板が異常を検知し、リモコンに番号として送信するというものです。コードの意味は機種によって異なる場合があるため、以下の一覧はあくまで一般的な傾向として参照してください。お使いの機種の正確なエラー内容は、必ず取扱説明書またはリンナイ公式サイトの機種別ページで照合することをお勧めします。

ガス機器の分解・修理は法令上禁止

ガス接続部の修理・分解には資格が必要で、無資格での作業はガス事業法および液化石油ガス法に違反します。本記事で紹介する応急処置は「運転を停止する」「ガス栓・止水栓を閉める」「換気する」の範囲に限ります。内部部品の確認・交換は必ず有資格業者へ依頼してください。

エラーコード一覧:原因の傾向と初期対応

点火・燃焼系(11・12・13・14・79)

不具合の中で最も危険度が高いのがこの系統です。不完全燃焼による一酸化炭素発生のリスクがあるため、繰り返し発生する場合は使用を中断して業者へ連絡する必要があります。

コード原因の傾向初期対応
11ガス圧の低下、点火電極の汚れ、バーナーへの詰まり等による点火失敗2〜3回再点火を試み、改善しなければ業者へ
12燃焼中のガス供給不安定・立ち消え換気確認後リセット。繰り返すなら使用停止
13燃焼中の立ち消え(連続検知)使用を中断しガス業者に連絡
14排気温度が上限を超えた状態排気口の物理的詰まりを外側から確認後、業者へ
79異常燃焼の継続検知使用を中断し業者へ連絡

11が表示された場合、近隣でガス工事が行われていたり、ガスメーターの安全装置が作動してガスを遮断していたりするケースがあります。ガスメーターのランプが点滅していたら、メーター側の復帰操作が必要です。ただし、復帰操作後も11が繰り返されるなら、点火電極やバーナーの清掃・交換が必要な段階です。

13・14・79は安全装置が連続して作動しているサインです。一度リセットで復帰しても1〜2時間以内に再発するようであれば使用を中断してください。

センサー・水回り系(111・103・643・290)

コード原因の傾向初期対応
111流量センサー異常(水量不足・センサー故障)止水栓の開度確認、配管への空気混入を排除してリセット
103給水温度センサーまたは出湯温度センサーの異常リセット後に改善なければ部品交換
643排気温度センサーの断線・短絡業者による点検が必要
290過熱防止装置の作動10〜15分冷却後に再起動。繰り返すなら業者へ

111が表示された場合、最初に確認するのは止水栓の開度です。リフォームや水道工事後に止水栓が絞られたままになっていることが原因で誤検知が起きるケースがあります。止水栓を全開にしてから水をしばらく流し、その後リセットを試みてください。

290(過熱防止)は、浴槽の追い焚き時に浴槽の水位が低すぎたり、追い焚き配管に詰まりがあったりする場合に作動することがあります。適切な水量を足してから再起動すると解消することがあります。

リモコン・通信・制御系(631・632・660番台)

コード原因の傾向初期対応
632リモコンと本体間の通信エラー電源を入れ直す(最も多い解消パターン)
631コントロール基板の異常電源入れ直し後も改善しなければ基板交換
661風呂温度センサーの異常リセット後に改善しなければ業者へ
660風呂水位センサーの異常リセット後に改善しなければ業者へ

632はリモコンの通信線の接触不良や一時的なノイズが原因のことが多く、電源を入れ直すだけで消えるケースが比較的多いコードです。ただし、週に2〜3回以上繰り返すようになったら、リモコン本体または制御基板の寿命が近いサインです。

631はコントロール基板(制御の中枢部分)の故障を示すことが多く、修理費用の目安は基板交換単体で3万〜8万円程度です。製造から10年近い機器でこのコードが出た場合は、修理か交換かを業者に相談した上で判断することをお勧めします。

ファン・排気系(72・76)

コード原因の傾向初期対応
76燃焼ファンの回転異常、ファンモーターの故障業者による点検・交換
72排気系統の圧力異常排気口の外側を目視確認後、業者へ

76が表示された場合は個人での対処は難しく、ファンモーターや回転センサーの交換が必要になります。2026年8月時点での修理費用の一般的な目安は、ファン交換で2万〜5万円程度とされていますが、機種・状態・業者によって異なります。

72は排気ダクトへの鳥の巣・落ち葉・異物詰まりが原因のケースがあります。排気口(壁や屋外に出ているパイプ先端)の外側に障害物がないかを目視で確認できます。ただし、排気管を外したり手を内部に入れたりする作業は行わないでください。

同じコードが週1〜2回以上繰り返されるとき

リセットで一時的に復帰しても、同じエラーコードが週に1〜2回以上のペースで出るようになった場合は、内部部品の劣化が進んでいます。次の故障が起きるまで使い続けると、冬場の突然の停止や、燃焼系の場合は安全面のリスクが高まります。この段階で修理見積もりを取る判断が現実的です。

リセット操作の手順と注意点

リモコンのエラー表示をリセットする一般的な手順を示します。機種によってはリモコンの特定ボタンを長押しする「強制リセット」が設定されている場合もあるため、取扱説明書の「エラーコード表示時の操作」の項も参照してください。

基本的なリセット手順
  1. リモコンの運転スイッチを押してオフにする
  2. 給湯器本体の電源コンセントを抜く(コンセントが見当たらない場合は電源ブレーカーをオフにする)
  3. 2〜3分そのまま待つ(制御基板が完全に放電するまでの時間)
  4. コンセントを挿し直し(ブレーカーをオンにし)、リモコンの電源が入るのを確認する
  5. 運転スイッチを入れてエラーコードが消えていることを確認してから使用を再開する

リセット後に同日中に同じコードが再表示された場合は、使用を中断して業者に相談することを推奨します。特に燃焼・排気系のコードを抱えたまま使い続けると、不完全燃焼が断続的に発生するリスクがあります。

業者への連絡が必要な状況と修理費用の目安

すべてのエラーコードが自己対処で済むわけではありません。以下のいずれかに当てはまる場合はリセットを繰り返さず、専門業者へ連絡してください。

すぐ業者へ連絡すべきサイン
  • ガスや焦げたようなにおいがする
  • 一酸化炭素警報器が反応した
  • 燃焼系エラー(13・14・79等)がリセット後2〜3時間以内に再発した
  • 給湯器本体から水が漏れている
  • リモコンのデジタル表示が乱れたり、操作に無反応になったりしている
  • エラーコードがない状態でも出湯温度が設定から大きくずれている
業者に依頼するメリット
  • 一酸化炭素漏洩などのリスクを専門的な機器で確認できる
  • 修理費用と交換費用を比較した提案を受けられる
  • 修理後の動作テストと保証が付く場合が多い

修理費用の目安(部品代+工事費の合計)は修理部位によって異なります。

修理内容費用の目安
イグナイター(点火装置)交換1万〜3万円程度
流量センサー交換1.5万〜4万円程度
ファンモーター交換2万〜5万円程度
コントロール基板交換3万〜8万円程度
熱交換器交換5万〜12万円程度

※上記はあくまで参考目安です。機種・設置状況・業者によって金額は変わります。

給湯器修理の相談窓口として、当サイトでは「お湯が出ない.com」「きゅっと」「街角水道工事相談所」などオンラインで見積もり依頼できるサービスを掲載しています。対応エリアは各サービスのサイトで事前に確認してください。複数社に見積もりを依頼して比較することで、費用の妥当性を判断する材料になります。

給湯器の寿命と修理・交換の判断基準

給湯器の標準的な耐用年数は10〜15年とされています。正直なところ、修理か交換かの判断は修理費用だけで決まるわけではなく、製造年・使用頻度・今後の使用年数を合わせて考える必要があります。

メーカーは補修用部品を製造終了後10年間保管する義務がありますが、10年を超えた機種では「部品廃盤のため修理不可」になるケースが出てきます。リンナイの場合も、製造から10年以上経過した機器は補修部品の在庫終了を理由に修理対応が難しくなることがあります。また、古い機器を修理しても、別の部品がほどなく劣化して再修理が必要になるケースも珍しくありません。

修理と交換、費用で分ける目安

製造から7年以内で修理見積もりが2万円台以下なら修理が合理的なことが多い。10年以上経過していて修理費用が5万円を超えるなら、同程度の予算で新機種への交換を検討する価値がある。ガス使用量が多い家庭では、省エネ性能が向上した現行機種への切り替えで光熱費が変化することもある。

給湯器本体の型番・製造年は本体側面または背面のラベルで確認できます。型番の一部に製造年が組み込まれているケースが多いため、業者への問い合わせ前に控えておくとスムーズです。

標準的な20号オートタイプの場合、本体価格は15万〜30万円程度、工事費を含めると20万〜40万円程度が目安です。号数・機種グレード・既存配管の状態によって幅があります。

よくある質問

Q. エラーコードが出ているが、シャワーは使えます。そのまま使い続けてもよいですか?

A. コードの種類によります。632(通信系)のような非燃焼系であれば急激な危険は生じにくいですが、放置すると突然停止することがあります。一方、燃焼・排気系のエラーが表示されたまま使い続けると不完全燃焼のリスクがあるため、「お湯は出るから問題ない」と判断せず、コードが何の系統かを確認することが先決です。

Q. 取扱説明書が手元にありません。エラーコードはどこで調べられますか?

A. リンナイ公式サイトでは機種別の取扱説明書PDFを公開しています。本体正面または側面のラベルに記載されている型番を確認してから検索すると見つかります。型番が分からない場合は、住宅購入時の設備仕様書を確認するか、賃貸であれば管理会社に問い合わせると教えてもらえる場合があります。

Q. 賃貸住宅に住んでいます。エラーが出たとき誰に連絡すればよいですか?

A. 設備として設置されている給湯器の修理・交換費用は原則として貸主(大家・管理会社)の負担です。まず管理会社へ連絡し、状況を報告してください。自己判断で業者を手配すると費用トラブルになる場合があります。ガスのにおいがするなど安全に関わる状況は、先にガス会社へ連絡してから管理会社へ報告する順番が適切です。

Q. 冬になるとエラーが頻発します。気温との関係はありますか?

A. あります。気温が下がると水温が低くなるため給湯器の燃焼負荷が高まり、センサーや燃焼系のエラーが出やすくなる傾向があります。また、外気温が氷点下前後になると配管凍結が原因で流量センサーエラー(111等)が発生することがあります。凍結が疑われる場合は給湯器を強制運転させず、自然解凍を待つか業者の凍結対応を依頼してください。凍結した配管を急激に温めようとすると破損につながることがあります。

Q. 別のメーカーの給湯器でも同じコードが表示されています。意味は同じですか?

A. 番号が同じでも、メーカー・機種によって意味が異なる場合があります。たとえば「11」はリンナイでは点火不良を示すことが多いですが、別のメーカーでは異なる意味が割り当てられていることがあります。機種が確定しているなら、そのメーカーの取扱説明書を必ず参照してください。

Q. ガスメーターのランプが点滅しています。これも給湯器のエラーと関係しますか?

A. 関係することがあります。ガスメーターには地震などの際に自動的にガスを遮断する安全装置が内蔵されており、遮断後はメーター本体のランプが点滅します。この状態では給湯器に11(点火不良)等のエラーが表示されることがあります。ガスメーターの復帰手順はメーター本体のラベルまたはガス会社の案内で確認できます。復帰操作後もエラーが続く場合は別の原因が考えられるため、業者へ連絡してください。

まとめ

燃焼・排気系(13・14・79等)はガスや一酸化炭素に直結するため、リセットで一時的に復帰しても繰り返し発生するなら使用を中断して業者へ連絡してください。センサー・通信系(111・103・631・632等)の一部は電源の入れ直しで解消するケースがありますが、週に複数回発生するようなら部品交換の見積もりを取るタイミングです。ファン系(72・76)は個人での対処が難しく、業者依頼が前提です。

製造から10年以上経過している機器は、修理費用と交換費用を並べて比較することが判断の軸になります。エラーコードが出たら番号を記録し、このページで系統を照合した上で、リンナイ公式サイトの機種別ページで正確な内容を確認してください。燃焼系であれば迷わず業者へ連絡する、という判断を最優先にしてください。

住まいレスキュー比較 編集部
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